到達困難。「富の自動増殖のループ」とは?

今日のテーマは、「富の自動増殖のループ」っていうチカラの強い言葉について。

コレは、資本主義の世界で起こる現象として、最も特徴的かつ重要度の高いものに類する。

まさにその名の通り「富が自動的に増殖していくループ」が存在して、それを持った者こそ資本家であり、資本主義ゲームの勝者と言えるぜ。

とはいえ。仕組みはシンプル。

①とある市場でトッププレイヤーになる

②「トッププレイヤーである」という事実が人を呼び寄せる

③多くの人を呼び寄せた結果、トップの座がより強固になる

④いずれ放置状態でも①~③が維持され、富が集中する

⑤獲得した富を分散し、複数の市場で①~④を回す


こんなカンジかな。

で、このループに入ってしまえば、そのプレイヤーに集まる富は「自動増殖」を続ける。

これが、資本主義というゲームを象徴する現象だ。


でも。現状、多くのプレイヤーがこのループの獲得を目指していない。

存在を知らない、か、その存在から目を背けてる。


なぜか?

学校で教えられなかったり、そもそも興味なかったり、って理由もあるけど、イチバンの理由は、このループが「世代を超えて受け継がれていく」からだ。


一度、このループを手にしたプレイヤーは、維持に努めたうえで「子の世代」に引き継いでいく。

「じぶん」というハコからループを出し、引き継ぎ可能なべつのハコに入れ替えてね。

で、いろんな強プレイヤーがそれをやり続けると、このゲームは「産まれた時点で勝敗がほぼ決しているゲーム」と化していく。

そりゃーそう。

なぜなら富の自動増殖のループにとって最大の栄養は「時間」だから。

産まれたとき、すでに親世代が富の自動増殖のループを持つようなプレイヤーは、このプレイヤ-が大人に成長するまでの時間、ずっとこのループを回すことになる。

本格的にプレイを始めるころには、増殖した富を武器に、さらに無双していくだろう。


だから、産まれた時点(あるいは、人生の早い時点)で、親世代がこのループを持ってないプレイヤーは、半ば、ゲームの攻略を投げてしまう。

結果として、富の自動増殖のループを持つプレイヤーは、競合が減少することで、より富の自動増殖のループを強固なものにしていく。


さて。ここまで聞くと、「富の自動増殖のループを持たないプレイヤー」にとってわりと絶望的なゲームだけど、救いがないわけじゃない。

このループの、①のフェーズは「とある市場でトッププレイヤーになる」だ。

これが達成できると、じぶんもこのループを手にする可能性がグッと高まる。

そのために必要なこと。

それは「小さくて新しい市場を狙う」ことだ。

小さくて新しい市場は、攻略しようとしてる者が少ない。

だから、トッププレイヤーになりやすい。

で、後にその市場が成長すれば、まがりなりにも富の自動増殖のループはできあがる。


ムリしてデカい市場に乗り込んでも、そこは既存の「富の自動増殖のループを持つプレイヤー」の独壇場だ。

「長い物には巻かれろ」戦法で、その市場で狩りをしてもいいけど、深追いは避けるべき。


かならず、じぶんのエネルギーを余らせて「小さくて新しい市場」を攻める時間を確保しよう。

そうすることで、富の自動増殖のループの獲得を目指す。

それをしていかないと、一生、既存の強プレイヤーとの差は広がり続ける。


だりーけどさ、やろうぜ。

これマジ。