資本主義ゲーム拡大の時代に「働き方改革」は危険な甘い罠

今日のテーマは「”資本主義ゲームの拡大”は、すなわち”格差の拡大”」かな。


いまってさ。

多くのひとが投資に興味をもったり、NISAのような非課税投資枠があったり、ストックオプションを導入する会社も増えてきたりして、だれもが 資本家 に足を踏みいれやすい時代だよね。

んで。その裏では「働き方改革」が進められてて、大企業から順番にかなり労働環境が改善してるところが現れだしてる。

こうなると、このさき誰もが《資本家でもあり労働者でもある》って状況がフツーになるよね。


さて。

じゃあこれが、いいのか悪いのか?って話だけど。

だるさを極めし者が掲げる「労働卒業」って観点からすると、悪い。


もーちょっと言うと、

①だれもが資本家に足を踏みいれやすい
②働き方改革で労働環境が改善

ってのがあるんだけど、

①はいい。
②が悪い。

ってカンジかな。


なぜなら、①により「資本主義ゲームが加速」したから「資本家のチカラがより強まる」のに、②によって「労働者もアリかな」って思ってしまうから、だ。

そんな話。


この話には、まず前提として、

《裾野が広がれば格差が大きくなる》

ってのがある。

多くのプレイヤーが資本家側に足を踏みいれて裾野がひろがると、すでに資本家プレイヤーをやってる者はより強くなるんだ。


いままで資本家プレイヤーが少なくて、

0~100

くらいの格差だったのが、裾野がひろがって大量の「1」が現れ出すことで、

1~10000

くらいに格差が拡大すると。


直感的にわかりにくいかもしれないんだけど、この現象は資本主義ゲームに限らず起こる。

たとえば。

スマホの登場でPCが衰退すると思われたことがあった。

(だるさを極めし者もそう思ってた時期があるw完全に勘違いでした。スマン)

コンピュータはスマホがあれば十分で、わざわざPCを使う意味ない、みたいなね。

でも、PCを扱える人はどんどん重宝されるようになってる。

だってPCを扱える人から見たらスマホは、”PCのスペック劣化版コンピュータ”だからね。持ち運びに特化してるけど。

スマホのトラブルなんてかわいいもんだ。

これは、スマホの登場で”コンピュータを扱うひと”の裾野がひろがったことで、”コンピュータを扱う能力”の格差が、そもそもPCを扱えたひととの間で拡大したってワケだ。


んで。

話を元に戻すと、

だれもが資本家に足を踏みいれやすい時代に、新参の資本家プレイヤーが増えることで、「もともと資本家プレイヤーやってた」ひとはより強くなる。


そんななかで、新参の資本家プレイヤーが勝とうと思ったら絶対に「労働卒業」は果たさなきゃいけない。

だって「資本家にフルコミット」してるプレイヤーに「”資本家 × 労働者”スタイル」でやってるプレイヤーが敵うわけないからね。


でも、そんな状況と同じタイミングで仕掛けられてるのが「働き方改革」のような「労働環境の改善」ね。

これは、資本主義ゲームにおける格差はひろがる一方なのに、多くのプレイヤーが《労働者にとどまる》選択をしがちな甘い罠だ。


「いまより労働環境がよくなるなら、それもいいけどな」って?

おそらくだけど、どんなに労働環境が改善したところで、けっきょく人間は「同時期に生きてる他人」との比較で「不幸」になる。

「以前より労働環境はいい、でも強い資本家とじぶんの格差は広まる一方だ…」ってカンジだと、いまより不幸だと思うんだよな。


だから、働き方改革のような「労働環境の改善」に期待するんじゃなくて、労働卒業ってゴールを目指して「そもそも労働なんかしない」生きかたに辿りつこうぜ。

そのほうが絶対に、不幸になる確率は減る。

資本主義ゲームでも、勝ち筋がみえてくる。

これマジ。